9日の日経平均は大幅続伸して、終値は385円高の3万3763円で引けとなりました。
祝日の間の米国株の動きが良かったことから寄り付きから300円を超える上昇となり、半導体株に強い買いが入ったことで上げ幅を600円超にも広げた。3万4000円は超えられなかったことから買い一巡後はしばらく値を消す流れが続きましたが、3万3600円まで水準を切り下げたところでは盛り返して以降は3万3700円台で値動きが落ち着きました。終盤にかけては、昨年7月につけた高値近辺での揉み合いが長く続き、終値ではこれをわずかに上回り、昨年来高値を更新しました。
明日の東京株式市場は、堅調の展開が予想されます。
3万4000円には届かなかったものの、これまで同様に3万3800円を超えてくると上値は重くなって、それでも昨年来高値を更新したため、この後の動きは注目されます。明日に上昇して始まれば、上放れへの期待が高まります。グロース株以外はそこまで強く買われているわけではなく、日本株全体ではまだ過熱感は乏しい状況です。国内では小売の決算がチラホラ出てきており、この先は徐々に個別の材料も増えてきます。非常に良い流れができつつあるだけに、まずは次の心理的節目である3万4000円を早々に上回る展開に期待したいです。
明日の注目銘柄は
壱番屋（7630）
2月29日現在の株主を対象に1→5の株式分割を実施する。また、中期経営計画を策定。30年2月期に営業利益100億円(24年2月期計画は49億円)を目指す。
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