本日(1日)の動向
日経平均株価は前週末比950円安の4万9303円と5日ぶりに大幅反落しました。植田日銀総裁の講演を受けて12月の利上げが急速に意識され、円高進行も重なってAI関連を中心に売りが殺到しました。
米株高も上値重くマイナス転換
米国株高を受けて買いが先行したものの、すぐに上値が重くなってマイナス転換。好材料に反応できない弱さが露呈しました。
AI関連が鋭角的急落
半導体株や電線株などAI関連に大きく売られる銘柄が多く、9時台半ば辺りからは鋭角的に下を試しにいきました。10時過ぎに900円超下げたところでいったん売り圧力が和らぎました。
後場は植田発言で4桁安
後場に入ると下げ幅を4桁に拡大。植田日銀総裁の講演を受けて12月の利上げが急速に意識され、東京時間で円高も進む中、深押ししても買いは手控えられました。
安値圏で引け、4桁安は辛うじて回避
終値では4桁安は回避したものの、安値圏で取引を終えました。売り圧力の強さが最後まで続きました。
金融株のみ上昇の極端な二極化
日銀の12月利上げを織り込みにいく流れとなり、金融株以外はほぼ下落しました。利上げ期待で金融株のみが買われる極端な二極化相場となりました。
明日(2日)の見通し【内需株の持ち直しが焦点、金融株のみ上昇なら手仕舞い売り警戒】
12月利上げ前提の相場へ
ここからは12月に日銀の利上げがある前提で相場は動いていくと思われます。18~19日の金融政策決定会合まで下げが続くかどうかはともかく、FOMC(9~10日)の利下げを期待した買いは入りづらくなりました。
日米金融政策の逆行が円高圧力
米国が利下げで日銀が利上げなら、ドル円は円高(ドル安)に振れやすくなると思われます。輸出企業を中心に業績への懸念が高まります。
明日の焦点:内需株の持ち直し
今日の大幅安は仕方ないとして、明日以降、金融株以外の内需が持ち直してくるかどうかが注目されます。
楽観シナリオ
明日の注目ポイント
ポジティブ要因(極めて限定的)
- 金融株は利上げ期待で上昇
- 4桁安は辛うじて回避
- 900円安で一時下げ止まり
リスク要因(多数)
- 植田総裁12月利上げ示唆
- 円高進行が輸出企業直撃
- AI関連総崩れ
- 米株高に反応できない弱さ
- FOMC期待買い入りづらい
- 金融株のみ上昇の異常
- 年末手仕舞い売り懸念
- 18-19日会合まで不透明
- 日米金融政策の逆行
植田発言の衝撃
2月利上げ示唆の内容
- 具体的な発言内容が市場を動揺
- 従来の慎重姿勢から急変
- 市場の想定より早い利上げ
- 円高が急速に進行
市場への影響
金融株以外の内需株が鍵
金融株のみなら危険
- 物色の裾野が狭い
- 年末手仕舞い売り加速
- 調整深まるリスク
日米金融政策の逆行
年末要因
手仕舞い売りリスク
- 12月は利益確定売り出やすい
- 不透明感強く現金化志向
- 金融株のみ上昇では買いづらい
- ポジション縮小の動き
投資戦略
様子見推奨:12月利上げ織り込み中
金融株:利上げ期待で引き続き強い
AI関連警戒:調整長期化リスク
円高対応:輸出依存度低い銘柄
年末手仕舞い:ポジション管理慎重に
予想レンジ:4万8800円~5万0000円
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