9日の日経平均は反発して、終値は69円高の3万9160円で引けとなりました。
米11月雇用統計を消化してS&P500とナスダックが史上最高値を更新したことを受けて、寄り付きは200円を超える上昇しましたが、その後は上値が重い展開となりました。すぐに失速してマイナス転換、3万9000円を割り込むと下げ幅を3桁に広げる場面もありました。反転するも上げ幅を3桁に広げると売り直されて、後場に入ると再びマイナス圏に沈みましたが、下げたところでは押し目買いが入り、小幅なプラスで取引を終えました。
明日の東京株式市場は、上値の重い展開が予想されます。
プライム市場では1000以上の銘柄が値上がりとなりましたが、日経平均は2桁の上昇にとどまりました。寄り付き天井で失速していて、プラスでも先への期待がまったく高まらない上がり方となりました。ただ、指数の安値は3万8972円までで持ち直しており、3万9000円より下で推移した時間は短かく、下には25日線が控えておりサポートになると期待できます。ただFOMCや日銀会合を通過するまでは上値が重くなる可能性が高く、大崩れすることなく25日線や3万9000円より上をキープすることができるかが注目されます。
明日の注目銘柄は
寿スピリッツ(2222)
既存株主による258万4800株の売り出しと、オーバーアロットメントによる上限38万7700株の売り出しを実施する。売出価格は12月17日から20日までの期間に決定される。一方、発行済み株式数(自社株を除く)の1.28%にあたる200万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は25年1月16日から25年3月31日まで。
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