本日の東京株式市場の動向
2026年2月10日、日経平均株価は大幅に3日続伸し、終値は前営業日比1286円高の5万7650円となり、史上最高値をさらに更新する力強い展開となりました。
米国株高を好感して500円超上昇して始まると、しばらく上値を伸ばす流れが続きました。ソフトバンクグループを筆頭に、主力大型株が上昇をけん引しました。4桁高となったところで買いに勢いがつき、10時台半ばには上げ幅を1500円超に広げました。5万8000円に接近したところで買いが一巡すると、その後は上値が重くなりました。後場に入ると翌日の休場を控える中で、様子見姿勢が強まりましたが、それでも大きく失速することはなく4桁の上昇で取引を終えました。
本日の相場は、主力大型株が強い牽引力を発揮して市場全体を押し上げる展開となりました。連日の大幅上昇にもかかわらず、買い意欲は依然として旺盛となっています。
12日(休場明け)の市場見通し
本日の日経平均は連日の4桁上昇となり、衆議院選挙の結果を受けて政策期待が高まる中で、未だリスク選好ムードの強い地合いとなっております。
東京市場は11日は休場となります。米国では11日に1月雇用統計が発表予定で、結果発表後のドル円相場には大きな動きが出てくる可能性があります。日経平均は為替市場で円高に振れている中でも、9日、10日と大きく上昇していることは注目で、これは日本株が円高に対する耐性を示していることを意味します。一段と円高が進んでもある程度は耐性を示し、円安になれば素直に外需株買いで反応すると思われます。日本株は休場明けの12日も良好な地合いが継続する可能性が高いと考えられます。
12日は以下の点に注目が集まります。
海外要因:
- 米国1月雇用統計の結果(11日発表)
- 雇用統計を受けたドル円相場の動向
- 休場中の米国株式市場の動き
国内要因:
- 政策期待の継続
- 主要企業の決算発表
- ソフトバンクグループなど主力株の動向
テクニカル面:
- 5万8000円への再挑戦の可能性
- 連日の4桁上昇後の調整リスク
- 5万5000円~5万6000円がサポートとして機能するか
市場心理:
- リスク選好ムードの持続性
- 円高耐性の確認
- ブル相場継続への確信
米国1月雇用統計は、金融政策の方向性を占う上で重要な指標です。雇用が堅調であれば、米国経済の底堅さが確認され、株式市場にとってポジティブな材料となります。一方、予想を大きく下回るような弱い内容となれば、景気減速への懸念が高まる可能性もあります。
ただ重要なのは、日経平均が円高局面でも大きく上昇したという事実です。通常、円高は輸出関連企業の業績への懸念から株価の重石となりますが、今回は政策期待や企業業績への期待が円高の影響を上回っているようです。
この円高耐性は、日本株の上昇トレンドが為替要因だけに依存していないことを示しており、高市政権の積極財政への期待や、企業業績の好調さといったファンダメンタルズの強さが相場を支えていると言えます。
休場明けの12日は、米雇用統計の結果を受けた市場の反応が焦点となります。雇用統計が良好であれば、グローバルな株高の流れが継続し、日本株にも追い風となるでしょう。仮に雇用統計が弱い内容であっても、日本株固有の政策期待や業績期待が下支えとなる可能性が高いと見られます。
連日の4桁上昇で、短期的な過熱感は否めません。休場明けには利益確定売りが出る可能性もありますが、押し目買い意欲も強いと予想されます。今週は買いが一巡後も、大きく崩れることなく経過しています。中長期的な上昇トレンドは健在と考えられ、政策期待と業績期待が下支えとなり、良好な地合いが継続する可能性が高いと見られます。短期的な調整があったとしても、押し目買いの好機と捉えることができ、日本株のブル相場はまだ継続する公算が大きいと考えられます。
*ご注意*
・本サイトにおける情報はあくまで投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性、信頼性等については一切保証されません。
・掲載されている情報は、投資の勧誘を目的とするものではありません。
・これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、投稿者及び情報提供者は一切の責任は負いませんので、投資に関する全ての決定はご自身の判断でなさるようお願い致します。