本日の東京株式市場の動向
2026年2月9日、日経平均株価は大幅続伸し、終値は前営業日比2110円高の5万6363円となりました。史上最高値を大幅に更新する歴史的な上昇となりました。
6日の米国市場ではダウ平均が4桁の上昇となり、初の5万ドル台に到達しました。また、8日に投開票が実施された衆議院選挙では、与党自民党が大きく議席を増やす歴史的な勝利を収めました。これらの好材料を受けて、寄り付きから5万5000円を上回ると、すぐに上げ幅を4桁に拡大し、節目を次々に上回って高値では5万7337円まで水準を切り上げました。3000円超上昇したところで買いが一巡し、9時台後半以降は上げ幅を縮小しました。後場に入ると5万6500円近辺で動意が乏しくなりました。2000円を超える上昇となったものの、終盤の動きがさえず後場の安値圏で取引を終えました。
明日の市場見通し
本日の日経平均は2000円を超える大幅上昇となりました。今年に入ってからは5万4000円を超えてくると上昇にブレーキがかかっていましたが、高値圏でのもみ合いを上に放れた格好となりました。
明日は水曜日11日の休場を前に反動が出てくる可能性があります。急ピッチな上昇であったため、利益確定売りが出やすい状況です。ただし、ここから大きく下げたとしても5万5000円の節目はサポートラインになると期待できます。
選挙翌日の日経平均が華々しい上昇となったことで、高市首相は株高を呼び込むリーダーとの見方が改めて強まりそうです。今回の自民党の圧勝と本日の株価上昇を受けて、今後は証券会社のリポートなどでも指数の見通しを引き上げる動きが出てくると思われます。日本株のブル基調はしばらく続く公算が大きいと考えられます。
明日は以下の点に注目が集まります。
テクニカル面:
- 5万5000円が新たなサポートラインとして機能するか
- 利益確定売りの規模と押し目買いのバランス
- 高値5万7337円からの調整幅
ファンダメンタル面:
市場心理:
- 証券会社による目標株価引き上げの動き
- ブル相場継続への確信
- 海外投資家の日本株への関心
今週の重要イベント:
- 11日(水曜日)は休場
- 11日に米国1月雇用統計発表
- 主要企業の決算発表が続く
本日の2110円高という大幅上昇は、政治的安定と経済政策への期待、そして米国株の好調さが重なった結果です。自民党の歴史的な勝利は、高市政権の政策運営が安定的に進むとの期待を市場に与えました。
米ダウ平均が初めて5万ドル台に到達したことも、グローバルな株高の流れを示しています。日本株もこの流れに乗り、新たな高値圏を形成しつつあります。
明日は休場前の調整が入る可能性がありますが、本日の上昇で確立された5万5000円という新たな節目が下値を支えると期待されます。この水準を維持できれば、調整は限定的と判断できます。
証券会社のアナリストによる目標株価の引き上げが相次ぐことになれば、それ自体が新たな買い材料となり、上昇トレンドをさらに強化することになりそうです。市場のコンセンサスが上方修正されることで、投資家心理も一段と強気に傾くと予想されます。
ただし、短期的には過熱感も否めません。本日は高値から約1000円下げて引けており、終盤の動きがさえなかったことは、利益確定売りの圧力が強まっていることを示唆しています。
明日は、利益確定売りと押し目買いのせめぎ合いとなる可能性が高いと見られます。休場を控えて、ポジション調整の動きも出やすい状況です。ただし、5万5000円という新たなサポートラインが意識されることで、大きな下落は避けられると考えられます。
水曜日11日に発表される米国1月雇用統計の内容にも注意が必要です。休場中の海外市場の動向が、休場明けの相場に影響を与えることになります。明日の調整を押し目買いの機会と捉えることもできますが、急ピッチな上昇であったことを念頭に置き、慎重な対応も必要です。
日本株のブル基調は継続する見通しですが、短期的な調整には備えが必要です。高市政権への政策期待と企業業績の好調さが下支えとなり、中長期的には上昇トレンドが続くと予想されます。
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