本日の東京株式市場の動向
2026年2月26日、日経平均株価は3日続伸し、終値は前営業日比170円高の5万8753円となりました。
米国株高を受けて寄り付きは400円を超える上昇でスタートし、すぐに節目の5万9000円を上回ると、一気に上げ幅を700円超に広げて5万9300円台まで駆け上がりました。取引開始5分程度で高値をつけた後は失速し、後場にはマイナス圏に沈む場面もありました。ただ、下げたところではすかさず買いが入って切り返し3桁の上昇で取引を終えました。
本日の相場の特徴は、物色の大きな変化でした。バリュー株や出遅れ感のある銘柄を中心に買いが入りました。一方、米国でエヌビディアが好決算を発表したものの時間外の株価がさえない動きとなったことから半導体株が売りに押されました。
本日の評価と明日の見通し
エヌビディア決算の影響
エヌビディアの決算を確認して半導体株が売られるケースでは、全体でも買いづらさが意識されて大幅安になりそうでしたが、日経平均はプラスで終えており、市場の底堅さを示しました。
本日の米国市場でエヌビディアやセールスフォースが売られたとしても、東京市場はある程度は織り込んでいると思われます。エヌビディアは時間外では小動きで大きく売られたわけではなく、本日のナスダックが落ち着いた動きとなれば、弱かった半導体株には見直し買いが入る展開も期待できそうです。
TOPIXの史上最高値更新に期待
TOPIXは本日の上昇(終値3880.34ポイント)で史上最高値に迫っています。取引時間中には高値を上回る場面もあり、明日の更新に期待がかかります。
物色の変化がポジティブ
ソフトウェアや人材など嫌われ続けていたセクターに強い買いが入ったのはポジティブな動きです。これは市場の裾野が広がっていることを示しており、相場の持続性を高める要因となりそうです。
明日は2月最終日となりますが、日経平均とTOPIXがそろって史上最高値を更新できるかに注目されます。
明日の市場見通し
明日は以下の点に注目が集まります。
最重要材料:
- 本日の米ナスダックの動向
- エヌビディア、セールスフォースの株価推移
- 半導体株への見直し買いの有無
史上最高値更新への期待:
- TOPIX史上最高値(3882.16p)突破なるか
- 日経平均5万9000円超えへの再挑戦
- 両指数同時高値更新の可能性
物色動向:
- バリュー株の上昇継続性
- 出遅れ株への資金流入持続
- ソフトウェア、人材セクターの反発力
- 半導体株の反発の有無
月末要因:
- 2月最終売買日
- 月末のリバランス
- 配当・優待権利取り最終日
市場心理:
- 3日続伸による楽観ムード
- エヌビディア決算織り込み済みとの見方
- 物色の裾野拡大への期待
明日の展開予想
明日は月末最終日ということもあり、様々な思惑が交錯する展開が予想されます。本日の米国市場の動向が最も重要な材料となります。
ナスダックが堅調な場合: 本日売られた半導体株に見直し買いが入り、相場全体を押し上げる可能性があります。エヌビディアの好決算という事実は変わらず、時間外の動きは一時的な利益確定売りと解釈されれば安心感が広がります。
ナスダックが軟調な場合: 半導体株の調整が継続する可能性がありますが、本日見られたようにバリュー株や出遅れ株が下支えする展開が期待できます。物色の分散が進んでいるため、全面安のリスクは限定的と見られます。
TOPIXの史上最高値更新が相場を牽引
明日最も注目すべきは、TOPIXの史上最高値更新です。本日の終値3880.34ポイントは、史上最高値の3882.16ポイントまでわずか1.82ポイントの距離です。取引時間中には既に高値を上回る場面もあったため、明日の更新は可能性が高そうです。TOPIXが史上最高値を更新すれば、市場全体の強さが確認され、投資家心理にポジティブな影響を与えそうで、日経平均も5万9000円超えに再挑戦する可能性が高まります。
物色の変化が示す相場の成熟
本日見られた物色の変化は、相場が成熟段階に入っていることを示しております。これまで一本調子で上昇してきた半導体株が調整する一方、出遅れていたバリュー株やソフトウェア、人材セクターに資金が流入しました。このような循環物色は、相場の持続性を高める健全な動きで、特定のセクターに依存せず幅広い銘柄が上昇することで、相場全体の底上げが期待できそうです。
5万9000円と6万円への道筋
日経平均は本日一時5万9300円台まで上昇しましたが、その後失速しました。しかし、この水準が視野に入ってきたと思われます。
明日、TOPIXが史上最高値を更新し、米国市場が落ち着いた動きとなれば、日経平均も5万9000円を明確に超えて、次の節目である6万円を視野に入れる展開も期待できます。
ただ、短期的には5万9000円近辺で抵抗に遭う可能性もり、この場合は、いったん調整が入ることも想定しておく必要があります。
月末要因への対応
明日は2月最終売買日であり、月末特有の動きに注意が必要です。
月末のリバランス: 機関投資家による月末のポートフォリオ調整が入る可能性があります。これにより、予想外の値動きが生じる可能性もあります。
配当・優待権利取り: 2月末が権利確定日の銘柄については、最終日の動きに注意が必要です。権利取り後の売りが出る可能性もあります。
月末の利益確定: 個人投資家による月末の利益確定売りが出やすいタイミングでもあります。
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