本日(28日)の動向
日経平均株価は前日比293円安の5万219円と3日ぶりに反落しました。前日の1212円高の反動で調整色が強まりましたが、安値でも5万107円と5万円台をしっかり維持し、大台突破後の底堅さを証明しました。
前日大幅高の反動で序盤下落
米国株高を好感できずに下げて始まり、序盤は下を試しにいきました。300円超下げたところで押し目買いが入り、いったん鋭角的に値を戻しました。
前場は方向感欠く
切り返した後、前場ではマイナス圏で方向感に欠ける動きが続きました。ソフトバンクグループや東京エレクトロンなど大型グロースの一角が買われたことは下支えとなったものの、プライム全体では値下がり銘柄がかなり多く、強弱感が交錯しました。
2桁の下落で前場を終えると、後場はドル円が円高に振れたことが警戒されて下押し圧力が強まりました。安いところでは400円超下げる場面もあり、5万100円台に突入。反転の手がかりに乏しい中、14時以降は安値圏でのもみ合いが引けまで続きました。
5万円の壁は鉄壁
米国株高を受けても終日軟調でしたが、ほぼ全面安となったにもかかわらず、安値5万107円で5万円は下回りませんでした。大台突破後の心理的サポートが機能しました。
円高進行も影響限定的
円高進行は逆風にはなったものの、外需が強烈に売られているわけではなく、内需も弱かったです。セクター全般にわたる調整で、特定要因による売りではなかったようです。
クールダウンと解釈すべき
本日の下げに関しては、短期的な過熱感を冷ますクールダウンの動きと捉えておいて良さそうです。健全な調整局面と評価できます。
アドバンテスト好決算で安心感
引け後に決算を発表したアドバンテストは、上方修正、自己株取得、中期経営計画の経営指標引き上げなどを発表しており、足元の業績好調が確認できました。注目度の高い企業から見栄えの良い決算が出てきたことは大きな安心材料となりました。
明日(29日)の見通し【半導体・AI関連の奮起期待、決算好調で上昇トレンド継続】
決算内容が上昇の本物度を試す
日経平均は上期決算の発表が本格化する前に大きく水準を切り上げているだけに、足元の上昇が本物との見方が強まるためには良好な決算が多く出てくることが求められます。アドバンテストの好決算は幸先良いスタートとなりました。
明日は半導体・AI関連に期待
アドバンテストの好決算を受けて、明日は半導体を中心にAI関連の奮起に期待したい。ディスコの決算発表も控えており、半導体セクター全体への波及効果が期待されます。
日銀会合スタート(29-30日)
明日から日銀金融政策決定会合が開催されます。現状維持が濃厚とみられていますが、植田総裁の発言次第では為替が動く可能性があります。
FOMC結果への反応
本日深夜から明日にかけて米国FOMC(28-29日)の結果が判明します。0.25%利下げが予想されており、パウエル議長の会見内容が明日の日本市場にも影響が出そうです。
明日の注目ポイント
ポジティブ要因
- アドバンテスト好決算(上方修正・自社株買い)
- 5万円を一度も割り込まない底堅さ
- クールダウンによる健全な調整
- 押し目買い意欲の強さ
- 決算発表本格化への期待
- FOMC利下げ継続の安心感
- 日米首脳会談無難通過
アドバンテスト決算のポイント
- 上方修正:業績好調を確認
- 自己株取得:株主還元強化
- 中期経営計画の経営指標引き上げ:成長期待
これらは半導体セクター全体へのポジティブシグナル
リスク要因
投資戦略
押し目買い:本日の調整は絶好の仕込み場
AI関連:決算期待で先回り買い
5万円台信頼:大台割れリスク低い
決算好調株:上方修正・増配銘柄を選別
短期調整歓迎:健全な利益確定と解釈
予想レンジ:4万9800円~5万1000円
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