23日の日経平均は反発して、終値は459円高の3万9161円で引けとなりました。
米インフレ指標が市場予想を下回ったことで、先週末の米国株は堅調に推移して、日本株も買いが優勢となって上げ幅を一時500円超に広げる場面も見られました。心理的節目の3万9000円を超えた後も動きはしっかりであり、6営業日ぶりに5日移動平均線を上回って終えました。
明日の東京市場は、堅調が見込まれます。
米ハイテク株の動向や為替次第ではありますが、市場参加者が限られる中で、今日のようなゆったりとした地合いや物色傾向が続きやすいと思われます。ただ、日経平均が3万9500円に近づくと戻り売り圧力が強くなる様子があるため、上げ幅は限定されそうです。
年内は来週の大納会まで取引は続きますが、海外のクリスマス休暇などもあり売買高の盛り上がりには期待できない状況です。大型株が手がけづらくなる中で、電線株や防衛関連株などに人気が継続しやすく、円安を材料に自動車株への物色が続くかが指数の下支え要因として重要となりそうです。
明日の注目銘柄は
ホンダ(7267)
発行済み株式数(自社株を除く)の23.7%にあたる11億株(金額で1兆1000億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は25年1月6日から25年12月23日まで。また、日産自動車、三菱自動車工業と経営統合に向けた協議を進めることで基本合意。
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