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【続落も5日線維持】半導体株・ソフトバンクG急落でも1000銘柄超値上がり・東京エレクトロン決算に注目

本日の東京株式市場の動向

2026年2月5日、日経平均株価は続落し、終値は前営業日比475円安の5万3818円となりました。

まちまちの米国株を受けて小安く始まった後、しばらくプラス圏とマイナス圏を行き来する方向感のない動きが続きました。値上がり銘柄はかなり多かった一方、米国市場の動向から半導体株やソフトバンクグループが大幅安となっており、強弱感が交錯しました。しかし、11時辺りからは弱い銘柄の下げの度合いが大きくなったことで下方向に勢いがつきました。

後場に入ると非鉄金属株にも大きく下げる銘柄が増えたことで、一時下げ幅を600円超に拡大いたしました。5万3600円台で売りが一巡して13時以降は値を戻したものの、最終的には400円を超える下落で取引を終了しました。

日経平均が大きく下げた一方で、プライム市場では値上がり銘柄が1000を超えたことには注目です。TOPIXはプラスで終われなかったものの、市場全体の構図は前営業日と似た状況となりました。

明日の市場見通し

本日の日経平均は大幅下落となりましたが、市場の内実を見ると必ずしも悲観的ではないようです。日経平均や売買代金上位銘柄が弱くても、そのことが売り急ぎを加速させるような状況にはなっていないと思われます。

テクニカル面では、日経平均に関しても400円を超える下落が2日続いたものの、終値では5日移動平均線(5万3762円)を上回っており、チャートは崩れていません。この点は非常に重要で、短期的なトレンドは維持されていると判断できます。

明日も大型グロース株の動向次第となりそうですが、与党の勝利が濃厚とみられている衆議院選挙の投開票を8日(日曜日)に控えているため、さらに下げるようであれば下値は拾われる可能性が高いと見られます。

特に注目すべきは、明日引け後に決算発表を予定している東京エレクトロンです。半導体製造装置大手の同社の決算内容と市場の反応が、今後の半導体セクター全体の方向性を占う上で極めて重要となりそうです。

明日は以下の点に注目が集まります。

注目ポイント:

テクニカル面:

本日の相場は、指数と市場全体の乖離が顕著で、日経平均は大きく下落しましたが、プライム市場では1000を超える銘柄が値上がりしています。これは、一部の大型グロース株の下落が指数を押し下げている一方で、中小型株を中心に底堅い動きが見られることを示しています。

このような状況は、市場全体の投資意欲が完全に冷え込んでいるわけではないことを示唆しており、半導体株やソフトバンクグループといった指数寄与度の高い銘柄が調整している間に、他のセクターに資金が流れる循環物色の動きとも解釈できます。

明日の東京エレクトロンの決算発表は、半導体セクターの今後の方向性を占う上で極めて重要です。好決算が発表されれば、半導体株全体に買い戻しの動きが広がる可能性があります。逆に期待外れの内容となれば、セクター全体にさらなる調整圧力がかかる可能性もあります。

衆議院選挙を週末に控えていることも、投資家心理に影響を与えております。与党の勝利が濃厚との見方が広がっておりますので、政治的安定性への期待が下値を支える要因となっております。大きく下げる局面があれば、選挙前の押し目買いが入りやすい環境と言えます。

5日移動平均線を維持していることは、短期的なトレンドが崩れていない証拠です。この水準を明日も維持できれば、調整は限定的と判断できます。逆に、この水準を明確に下回るようであれば、さらなる調整の可能性を視野に入れる必要があります。

明日は、東京エレクトロンの決算内容を注視しつつ、半導体株の動向に注目が集まります。また、本日大きく下げた非鉄金属株やソフトバンクグループが下げ止まりの兆しを見せるかどうかも重要です。

大型グロース株が調整を続けても、5日移動平均線を維持できれば、押し目買いの好機と捉えることができます。週末の選挙を控えて、投資家心理が極端に悪化する可能性は低いと見られます。東京エレクトロンの決算内容次第では、相場の流れが大きく変わる可能性もあるため注視が必要です。

 

 

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