本日の東京株式市場の動向
2026年2月3日、日経平均株価は3日ぶりに大幅反発し、終値は前営業日比2065円高の5万4720円となりました。
米国株高に好反応を示して、寄り付きから600円を超える上昇でスタートしました。幅広い銘柄に買いが入ったほか、前営業日に大幅安となった半導体株が軒並み強く、早々に上げ幅を4桁に広げました。節目の5万4000円付近ではしばらく強弱感が交錯しましたが、同水準を明確に上回ると買いが買いを呼ぶ好循環が発生しました。
前場は1545円高で終了し、後場には上げ幅を2000円超に広げました。5万4700円台に乗せたところで値動きが落ち着きましたが、失速することなく引けまで高値圏をキープしました。今年1月14日の終値5万4341円を上回り、史上最高値を更新する結果となりました。
本日の相場は全面高の様相を呈し、前営業日の急落から一転して力強い反発となりました。特に半導体株の切り返しが鮮やかで、市場全体の上昇をリードする形となりました。
明日の市場見通し
本日の日経平均は史上最高値を更新しました。前営業日には取引時間中に急失速して安値引けとなっていただけに、本日の大幅高は投資家心理を強気に傾けるものとなります。反動は出てくる可能性もありますが、押し目を作るようであれば買いは入りやすい環境となります。前営業日の急落が、かえって押し目買いの好機であったことが証明された形です。
重要なニュースとして、米国では一部政府閉鎖の影響で、金曜日6日に発表予定であった1月雇用統計は延期されることが決まりました。週末を前に気を揉む材料が一つ減った格好となります。これは市場にとってはポジティブな材料と言えます。雇用統計という不確定要素が取り除かれたことで、投資家はより安心してポジションを保持できます。
衆議院選挙に関しては、与党の圧勝を予想するニュースが相次いでおり、政治的な安定性が見込まれることは株式市場にとって好材料です。選挙結果への不透明感が薄れることで、投資家心理の改善につながります。
テクニカル面では、本日の終値5万4720円は、次の節目である5万5000円が射程圏内に入ってきたことを示しています。わずか280円の上昇で到達できる水準となっています。TOPIXも本日の上昇で史上最高値に接近しています。
明日は極めて重要な局面となり、日経平均の5万5000円超えとTOPIXの史上最高値更新、どちらか一方でも達成できれば、リスク選好ムードが一段と高まる公算が大きいと見られます。
明日の注目点は以下の通りです。
テクニカル面:
ファンダメンタル面:
- 半導体株の勢いが継続するか
- 幅広い銘柄への物色が続くか
- 企業決算の内容と市場の反応
政治・経済イベント:
- 8日(日曜日)の衆議院選挙投開票日を控える
- 米雇用統計延期により週末リスクが軽減
本日の2065円高という大幅上昇は、市場の底堅さと上昇エネルギーの強さを示しています。前営業日の急落を完全に帳消しにし、さらに史上最高値を更新したことは、投資家心理を大きく改善させました。
米雇用統計の延期は、週末を控えたポジション調整の必要性を軽減させます。通常であれば、金曜日の雇用統計を前にリスクオフの動きが出やすいところですが、その懸念がなくなったことで、強気の姿勢を維持しやすい環境となります。
衆議院選挙に関する与党圧勝の予想も、政治的安定性への期待を高めています。選挙後の政策運営がスムーズに進むとの見方が、株式市場を下支えしています。
明日は5万5000円という節目に挑戦する展開が期待されます。この水準を突破できれば、心理的にも大きなインパクトがあり、さらなる上昇への弾みとなりそうです。一方、利益確定売りに押されて調整となった場合でも、前営業日の急落後の本日の大幅反発を見れば、押し目買いが入りやすい環境と考えられます。ただし、急ピッチな上昇であることも念頭に置く必要がありそうです。
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