本日の動向
2026年1月8日、日経平均株価は大幅続落し、終値は前営業日比844円安の5万1117円となりました。米国株は3指数がまちまちとなりましたが、ダウ平均やS&P500の下落を嫌気して3桁の下落でスタートしました。
寄り付き後、下げ幅を400円超に広げて5万1500円を割り込んだところで、いったん売り圧力が和らぎました。しかし、後場は前引けから大きく水準を切り下げて始まり、5万1500円より下の水準が定着する展開となりました。
本日の下落を主導したのは、ソフトバンクグループや東京エレクトロンなど大型グロース株の一角で、これらの銘柄の弱さにより日経平均の指数としての脆弱性が強く意識される形となりました。値下がりに転じる銘柄も増える中、引けにかけては一段安となり、900円超下げる場面もあり、安値圏で取引を終了しています。
大型グロース株が弱い一方で、新興グロース株には資金が向かっており、グロース250指数は1.4%高と強い動きを見せました。資金の流れに明確な選別の動きが見られています。
明日の市場見通し
日経平均株価は連日の大幅安となりました。7日の米国市場でナスダックが上昇したにもかかわらず、ソフトバンクグループ、東京エレクトロン、アドバンテストなど大型グロース株が下げを主導する展開となっています。
前日7日と本日8日の値動きには共通点があり、
(1)前場でいったん下げ止まったように見えたものの、後場に下げ幅を広げたこと。
(2)節目(7日は5万2000円、8日は5万1500円)が意識されたように見えたものの、終値では下回ったこと。
5日と6日で2000円を超える上昇となりましたが、7日と8日の2日間で上げ分の半分以上を消失してしまいました。
明日からは三連休に入ります。日本市場は「中国リスク」が完全には払拭できない状況で休場を迎えるため、明日9日の取引は弱材料に敏感に反応する可能性が高いと見られます。
本日の終値5万1117円は、5日移動平均線(5万1553円、8日時点)を明確に割り込みました。今後の焦点は、下に控えた25日移動平均線(5万468円)を割り込まずに推移できるかどうかです。2025年大納会の終値は5万339.48円でしたが、もしこの水準を割り込んで週間下落となるようであれば、来週以降の大型グロース株は動きが良くなったとしても戻り売りに押されやすい展開となりそうです。
三連休中の海外市場の動向、特に中国関連のニュースや米国市場の動きに注意を払う必要があります。短期的なテクニカル面では25日移動平均線が重要なサポートラインとなりますので、この水準を維持できるかどうかが今後の相場の方向性を占う上で重要な鍵となり、慎重な姿勢が必要です。
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