先週末9日の日経平均は大幅続伸して、終値は574円高の3万7503円で引けとなりました。
米国株高と円安進行を好感して寄り付きから400円を超える上昇となり、開始1時間程度は一進一退が続きましたが、広範囲に買いが入る中でその後はじわじわと水準を切り上げました。500円を超える上昇で前場を終えると、後場には3万7500円台に到達して、600円超上昇する場面もあり、高値圏で取引を終えました。
前場も後場も後半の動きが良く3万7500円の節目を上回りました。前日まで3万7000円を前に足踏みが続いていただけに、これを明確に超えてきたことは力強い動きと言って良いと思われます。75日線や5日線が今後はサポートとして作用しそうです。
今週の東京株式市場は、堅調な展開が予想されます。
決算発表は終盤戦となりますが、ソフトバンクGやメガバンクなど注目度の高い企業の発表はまだ多いです。日本株はここまで多くの企業の本決算を確認しながら強い基調が続いており、買いが入りやすい地合いとなりそうです。先週はウォーレン・バフェット氏の発言、NTTによるNTTデータG完全子会社化、株主還元を意識したリリースが多く見られたことなど、日本株の再評価機運を高める材料が多かったです。そのため決算発表が一巡した後も、日本株からは資金が逃げない可能性が高く、今週以降は、高水準の売買代金が続くかどうかと日経平均が陽線で終える日が多いかどうかが注目です。
米国では4月消費者物価指数(CPI)や小売売上高など、注目の指標がいくつか出る予定となっています。FOMCを消化したばかりで次回の利下げ期待も高まっていないだけに、結果に対する反応はそれほど大きくならないと思われます。
日米ともに好材料には強く反応し、弱材料には耐性を示すことで、しっかりとした動きが続きそうです。
来週の予定では、
国内では、3月国際収支・貿易収支、4月景気ウォッチャー調査(5/12)、日銀金融政策決定会合の主な意見(4/30~5/1開催分)、4月マネーストックM2、30年国債入札(5/13)、4月企業物価指数(5/14)、4月工作機械受注、5年国債入札(5/15)、1-3月期GDP(5/16)などがあります。
海外では、独5月ZEW景況感指数、米4月消費者物価指数(CPI)(5/13)、米4月生産者物価指数(PPI)、米4月小売売上高、米5月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米4月鉱工業生産指数、米4月設備稼働率、米5月NAHB住宅市場指数(5/15)、米4月住宅着工件数、米4月建設許可件数、米5月ミシガン大学消費者態度指数、米3月対米証券投資(5/16)などがあります。
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