27日の日経平均は反発して、終値は178円高の3万8288円で引けとなりました。
米国では半導体株が軒並み安となったことが嫌気されて、下落スタートして下げ幅を200円近くに広げました。節目の3万8000円より下では押し目買いが入り、3万7900円台までで売りは一巡しました。後場は前引けから水準を切り上げて始まるとプラス圏に浮上して、前日終値近辺でもみ合いましたが、徐々に上方向への勢いを強めて、終盤には上げ幅を200円超に広げて3万8300円台に乗せる場面もあり、3桁の上昇で取引を終えました。
明日の東京株式市場は、エヌビディア決算待ちで動きは少なそうです。
半導体株は終日敬遠されましたが、それ以外の銘柄が買われたことで引け味良く、30業種が上昇しています。エヌビディアの決算を消化するのは木曜日で、あすも待ちの状態は続きそうです。ただ、半導体株が大きく下げながらも全体としては強かったことから、リスク回避の売りは手控えられる可能性が高いです。今の水準より上をキープしつつ、次の心理的節目の3万8500円を早々に上回ることができるかが注目されます。
明日の注目銘柄は
ソニーグループ(6758)
9月2日から国内で家庭用ゲーム機「プレイステーション5」および関連周辺機器を値上げする。PS5本体は7万9980円(現行は6万6980円)となる。
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