1日の日経平均株価は大幅に続伸して、2万9123円(前週末比266円高)引けとなりました。
前週末の米国株高や円安進行を好感して根強い買いが続きました。チャート上では、心理的なフシ目となる2万9000円を8カ月半ぶりに更新して、先高期待が強まりつつありますが、連日の上昇で目先の高値まで達したとの見方もあり、慎重さも必要と思われます。
明日の東京株式市場は、大型連休を目前にして手控えムードが予想されます。
1日発表の米4月ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況指数の結果を受けて、米国株式がどう反応するかが注目されます。連休中には2−3日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)をはじめ、3日に米4月ISM非製造業景況指数、米4月ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用統計、5日には米4月雇用統計など重要イベントを控えており、見極めたいとの空気が強まる可能性があります。また、決算発表社数も少なくなり、個別株物色もトーンダウンしそうです。
明日の注目銘柄は
三越伊勢丹ホールディングス(3099)
4月国内百貨店売上高は前年同月比17.2%増。
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