3日の日経平均株価は続伸して、2万8188円(前週末比146円高)引けとなりました。
前週末に発表された米2月PCE(個人消費支出)のコア価格指数が市場予想を下回り、インフレへの警戒感が和らいだことで米主要株価指数が上昇したことを受けて、一時200円超上昇しました。その後は半導体関連株の下げが重しとなって伸び悩む場面もありました。
チャート上では、直近の「マド」の2万8558円〜2万8424円をにらんでの展開であり、その上には3月9日の年初来高値の2万8623円が控えており、正念場に向けて上値を抑えられやすい状況とも言えそうです。
明日の東京株式市場は、上値の重い展開が予想されます。
日本時間の午後11時に発表される米3月ISM(全米供給管理協会)製造業景況指数の結果を受けて、米国株式市場がどう反応するかが注目されます。ただ国内発の手掛かり材料に乏しく、直近の上昇相場で戻り売りへの警戒感もくすぶっている状況です。
明日の注目銘柄は
高島屋(8233)
3月国内百貨店売上高は前年同月比9.1%増。
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