7日の日経平均株価は小反落して、2万7685円(前日比8円安)引けとなりました。
朝方は、円安・ドル高を支えに買いが先行して上げ幅は一時120円を超えましたが、連日の上昇で利益確定売りや戻り売りも出やすく買い一巡後は下げに転じて、大引けにかけて小安い水準でこう着しました。チャート上では、上昇トレンド中にマドを開けて、ほぼ同じ水準の陰線が二つ続く「上放れの並び黒」を形成しており、弱気のサインとなっています。
明日の東京株式市場は、神経質な展開が予想されます。
決算発表が相次ぎ、日経平均寄与度の高い銘柄の悪材料も多く見られています。また、週末10日には日経平均ミニ先物・オプション2月限のSQ(特別清算指数)算出を迎えますが、SQ週の中日となる水曜日は機関投資家の持ち高調整の売買が膨らみ相場が荒れる傾向があるとされ、波乱要因になる可能性もあります。
明日の注目銘柄は
ソフトバンクグループ(9984)
23年3月期第3四半期累計の連結決算を発表し、最終損益は9125億円の赤字(前年同期は3926億円の黒字)と大幅に悪化しました。ビジョン・ファンドが苦戦し、22年10-12月期では7834億円の赤字(前年同期は290億円の黒字)と2四半期ぶりの赤字となります。
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