8日の日経平均株価は大幅続伸して、2万7872円（前日比344円高）引けとなりました。
朝方は米国株高を受けて買いが先行して、主力株中心に堅調となり上げ幅は一時400円を超えました。その後は戻り売りや利益確定売りに抑えられて、引けにかけて徐々に上値が重くなりましたが下値は限定されました。チャート上では、日足一目均衡表上の「雲」を突破したことで先高期待が高まっています。
明日の東京株式市場は、主要株価指数は底堅い展開が予想されます。
8日投開票の米中間選挙については、上院と下院で多数党が異なる「ねじれ議会」が予想されますが市場では好意的にとらられています。バイデン米大統領は大規模な財政刺激策がとれず、国債発行が抑制されて、金利低下につながるとの指摘がされています。また、米大統領が掲げる企業・富裕層への増税など、相場を冷やす法案が成立しにくくなるとの読みもあり、明日の相場の下支え要因になる可能性もあります。加えて、米中間選挙後の米株高アノマリー（論理的に説明のつかない動き）も意識されて、売り込みにくい状況ともなりそうです。
明日の注目銘柄は
INPEX（1605）
今期経常を9％上方修正・最高益予想を上乗せとなっています。
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