13日の日経平均株価は続伸して、2万8614円(前日比72円高)引けとなりました。
朝方は欧米株高を支えに買いが先行しましたが、直近の連騰で利益確定売りも出やすく下げに転じました。しかし下値は限定的で一巡後は盛り返して、前場は110円を超えて上昇しました。後場は、前場終値近辺でもみ合う状況となりました。米国市場では、週末の米トリプルウィッチング(米国版メジャーSQ)を前に買い戻しが入っていますが、それも通過すれば下落リスクに変わる可能性もあります。
明日の東京株式市場は、13日夜に発表される米8月CPI(消費者物価指数)を受けての米国株式がどのように反応するかが注目されます。
指数の伸び率はピークアウト傾向を示すとみられており、素直に好感されると予想されます。ただし、CPI発表後に米国株高が続くようだと、来週開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)でFRB(米連邦準備制度理事会)が金融引き締めへの積極姿勢を強調し、株式市場をけん制するとの読みもあります。また、強めの数値が出れば売られるリスクにつながる可能性もあります。
明日の注目銘柄は
大洋物産(9941)
株主優待制度を導入。毎年9月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、一律でクオカード5000円分を贈呈する。22年9月末から開始。
また、8月売上高は前年同月比49.2%増と4ヵ月連続で前年実績を上回った。
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