15日の日経平均株価は大幅続伸して、2万8871円(前週末比324円高)引けとなりました。
前週末の米国株式市場で米利上げペースが鈍化するとの見方が強まって主要3指数が上昇した流れを受けて買い優勢となりました。上げ幅は一時350円に達して、引けにかけて高値圏で推移しました。射程圏に入った心理的なフシ目となる2万9000円が意識される一方で、前週末に続く連騰で短期的な過熱感もあり、ここからは慎重に状況をみていく必要もあります。また、決算一巡で手掛かり材料も乏しくなり売りも出てくる水準に近いと思われます。
明日の東京株式市場で、主要株価指数はもみ合い商状が予想されます。
米国でインフレのピークアウト感から、FRB(米連邦準備制度理事会)が利上げペースを緩めるとの期待が一段と強まるようなら、需給面で売り込みにくい状況となり新規買いや買い戻しを呼び込む流れが続くことも想定されます。
明日の注目銘柄は
SBIホールディングス(8473)
2022年4~6月期連結決算(国際会計基準)は、純損益が23億円の赤字(前年同期は289億円の黒字)に転落しました。海外で投資先の株価が急落したことに伴い評価損を出したことが響いたようです。4~6月期の赤字は同会計基準に移行した12年以降で初めてです。
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