28日の日経平均株価は続伸して、2万7815円(前日比99円高)引けとなりました。
朝方はFOMC(米連邦公開市場委員会)後の米国株高を受けて買いが先行して、一時300円近く上昇し2万8000を回復する場面もありました。一巡後は、先物売りや円高進行も重しとなり、下げ幅は一時60円を超えました。その後はプラス圏に持ち直して大引けにかけて2万7800円台で推移しました。過去にも2万8000円乗せ後にハネ返された経緯があり、売りが出やすい水準ではあります。
明日の東京株式市場は、個別株物色の色彩が強まりそうです。
注目のFOMC(米連邦公開市場委員会)では、市場予想通り0.75%の利上げを決定し、その後のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の記者会見では、次回以降の大幅な利上げへの警戒感が後退して、米国株式が上昇し、日本株高にもつながりました。米6月個人所得・個人消費支出などの重要経済指標の発表はまだありますが、とりあえず一大イベントを通過したことで国内決算に目が向きやすくなりそうです。
決算発表企業数は28日に140社以上、週末29日には400社以上が予定されており、相次ぐ決算をにらみ短期的な売買が広がるとみられます。ただ、決算内容によっては急落する銘柄も散見され、選別物色が重視されそうです。
明日の注目銘柄は
オリエンタルランド(4661)
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上で着地となりました。
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