21日の日経平均の終値は前日比122円74銭高の2万7803円で引けとなりました。
終値ベースで2万7800円を上回るのは6月10日以来となります。
明日の東京株式市場は、ショートカバーの一巡感に利益確定売りの動きも加わり、日経平均株価が反落する可能性があります。
約4カ月ぶりとなる6連騰で2万7800円台を回復。前日に上回った200日移動平均線も維持しましたが、前回は同線を上回ってからほどなく失速しているだけに、戻りの目安として意識する向きがあるようです。また、ECB(欧州中央銀行)理事会での金融政策の結果の発表が予定されており、相場の波乱要因となる可能性もあります。ECBは11年ぶりの利上げに踏み切る方向だが、上げ幅0.5%(2回分)を検討しているという観測も一部にあります。これが実現し、リスクオフムードが欧州市場や米国市場で再燃となる可能性があり、日本株にも直撃する危険性があります。ただ、逆に理事会の内容次第でマーケットが一段の強気に傾く展開も想定されます。
明日の注目銘柄は
川崎汽船(9107)
今期経常を一転6%増益に上方修正・最高益更新となっています。
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