27日の日経平均株価は続落して2万8676円(前週末比106円安)引けとなりました。
前週末はクリスマスの振替休日で米国株式市場などが休場となっており手掛かり材料に乏しいなか、朝方は強含んで始まりましたが買いは続かず下げに転じました。オミクロン株の感染拡大への警戒感は根強く、手じまい売りとなり、下げ幅を広げました。その後下げ渋りましたが戻りは限定されて、引けにかけて上値の重い動きとなりました。
明日の東京株式市場は、底堅い展開となると予想されます。
連休明の米国株式動向が注目されますが、国内では手掛かり材料に乏しく積極買いは期待しにくい状況です。ただ、クリスマス休暇から戻る欧米投資家の新規買いが出始めるとの観測があり市場エネルギーが回復しそうです。
また、12月末権利付き最終売買日に当たり、配当取りの動きも出るとみられ需給面での支えとして意識されそうです。
オミクロン株の感染拡大については警戒感は続くとみられますが、新たな不安材料が浮上しなければ影響は限定されると思われます。重症者や死者は少なく、飲み薬の認可で過度な悲観は薄らいでいる様子となっています。
明日の注目銘柄は
フィット(1436)
発行済み株式数(自社株を除く)の3.10%にあたる13万株(金額で1億2376万円)を上限に、12月28日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施すると発表がありました。
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