8日の日経平均株価は続落し、2万9507円(前週末比104円安)で引けとなりました。
前週末発表の米10月雇用統計が市場予想を上回り、米国株式市場で主要3指数が最高値を更新した流れを受けて高く寄り付きましたが、その後は利益確定売りに下げ転換となりました。
日経平均株価が3万円に近づくと売りが出てくる展開となっており、日足陰線が並び高値イメージがあるようです。
明日の東京株式市場は、決算発表が相次ぐ中で選別物色が強まると思われます。
しかし投資家の選択眼は厳しくなっており、決算(業績予想を含む)は想定を超えるようなインパクトのある内容でないと評価されにくい面も出ているようです。
明日の注目銘柄は
ソフトバンクグループ(9984)
第2四半期(21年4-9月)の連結決算(IFRS基準)を発表し、純利益は3635億6900万円(前年同期比80.7%減)で、市場予想平均の6712億円程度を下回るかたちとなりました。中国経済の下落が大きく影響したようですが、市場で織り込み済みとなっているのではないかと予想されます。
同時に、上限2億5000万株、1兆円の自社株買いを発表しており、明日の株価が大きく動くと思われます。
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