19日の日経平均株価は反発して2万9215円（前日比190円高）引けとなりました。
米国株式市場でハイテク株中心に上昇した流れを受けて、半導体関連株などに買いが先行しました。伸び悩む場面もありましたが、アジア株高を支えに盛り返し、上げ幅は一時240円を超えました。25日線を上回る場面もありましたが終値ではクリアできませんでした。
25日線については、抵抗線として意識されており、25日線を超えてくると戻り売りが結構出ており、目先正念場に差し掛かっていると見られます。同線が下向きにあるため突破するのは時間の問題との声もありますが、ここで手こずると上値の重さが強く意識されることにもなってしまいそうです。
明日の東京株式市場は、日経平均株価は25日移動平均線（2万9225円）超えなるかが改めて注目される展開が予想されます。
今月最終週の後半から本格化する4−9月期決算や、月末投開票の参院選を控えて様子見気分に傾きやすい状況で、短期筋の売買動向に揺れる可能性に期待したいです。
明日の注目銘柄は
CAICA（2315）
子会社のＣＡＩＣＡテクノロジーズが、ＮＦＴ（代替不可能なトークン）の発行や流通が可能なＮＦＴプラットフォームの拡販について、画像認識製品「ＧＡＺＩＲＵ個体識別サービス」を提供するＧＡＺＩＲＵとアライアンスを締結したと発表しました。
成長分野であり、ＮＦＴトークンを発行し流通させる機能を持たせることが出来るのは他にあまりないため注目しています。
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