7日の日経平均株価は、前日比149円34銭高の2万7678円21銭と9日ぶりに反発して取引を終了しました。
一方でTOPIXは同2.29ポイント安の1939.62ポイントと9日続落となりました。
日本銀行が発表した10月のさくらレポート(地域経済報告)では、東北、東海、近畿、中国、九州・沖縄の各地域が、景気の総括判断を7月から引き下げています。
東京証券取引所が引け後に発表した、9月第5週の投資部門別売買状況によると、海外投資家は金額ベースで4889億円の売り越しで、3週連続の売り越しとなっています。
明日の東京株式市場は、落ち着きどころを探る展開となりそうです。
業績期待が下支えとして意識されているようですが、目先としては底を打った感じはみられず、調整が長引く可能性もありそうと慎重な声も聞かれています。
また、中国・上海市場が国慶節の休場から明けて取引が再開されることから、総合指数や恒大集団の株価の値動きを確認したいとして、様子見姿勢が強まる場面も想定されそうです。
明日の注目銘柄は
ENEOSホールディングス(5020)
再生可能エネルギー大手のジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE)を買収する方針を固めたことの情報が出ており、買収金額は2000億円程度の見通しだそうです。
脱炭素の流れを受けて石油業界が事業構造の変革を求められる中、再エネ事業の拡大で収益源を確保する狙いがあるようです。
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