27日の日経平均は小幅反落し、終値は8円安の30240円で引けとなりました。
先週末の米国株はまちまちで、開始直後はプラス圏とマイナス圏を行き来ししました。その後は上げ幅を3桁に広げると、前場ではプラス圏での時間帯が長く続きましたが、後場はプラス圏を維持できず失速しました。マイナス圏に沈んだ後は売りが加速するような状況とはならず、前営業日近辺での一進一退が長く続きましたが、結局小幅な下落で取引を終えました。
明日の東京株式市場は、底堅い展開となりそうです。
9月末の配当・株主優待の権利付き最終日で、権利取りの買いが続くとみられ、大引けにかけては指数連動型ファンドによる配当金再投資に絡む先物買いも期待されます。
また、政府は緊急事態宣言を30日の期限をもって全面解除する方針で、28日に正式決定する見通しであり経済正常化への期待感も引き続き支えとして意識されそうです。
一方、中国不動産大手の恒大集団の債務不安はいったん後退したものの、デフォルト(債務不履行)懸念は依然として払しょくされていない状況です。
更には、中国不動産開発大手の融創中国が地元で手掛けたプロジェクトの販売が急激に落ち込み、資金繰りに支障を来し始めているとの報道もあり、中国関連ニュースへの警戒は必要と思われます。
明日の注目銘柄は
JNSホールディングス(3627)
今期営業を67%上方修正と発表されています。
株価も上昇へ転じており、決算発表により更に上昇が予想されます。
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