14日の日経平均株価は大幅に続伸し、3万670円(前日比222円高)で引けとなりました。
あっさりと1990年8月1日以来ほぼ31年1カ月ぶりの高値水準となり、TOPIX(東証株価指数)も2100ポイント台に乗せて1990年8月3日以来の高値水準に浮上しました。
次期政権の政策期待とともに新型コロナウイルスの新規感染者数の減少やワクチン接種の進展が引き続き支えとなり、海外マネーが上昇相場を演出しているようです。
明日の東京株式市場は、主要株価指数はもみ合い商状になるかと思われます。
先高期待は根強いですが、短期的な過熱感は一段と強まっており利益確定売りへの警戒感があります。
また、日本時間午前11時には中国8月小売売上高、中国8月工業生産、中国8月都市部固定資産投資が発表されます。
あまり低調な結果となるようだと中国経済の減速懸念が高まる可能性があり、中国経済指標には注視が必要と思われます。
明日の注目銘柄は
富士フィルムホールディングス(4901)
医療機器、バイオ医薬品受託等医療分野が好調、前期買収事業も寄与。半導体等向け材料も伸長継続しており、複合機も稼働率上向いています。営業増益幅拡大しており、増配の可能性もあります。
年初来高値を連日更新しており、節目の1万円も目前となっています。
*ご注意*
・本サイトにおける情報はあくまで投稿者の個人的見解によるものであり、情報の真偽、株式の評価に関する正確性、信頼性等については一切保証されません。
・掲載されている情報は、投資の勧誘を目的とするものではありません。
・これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、投稿者及び情報提供者は一切の責任は負いませんので、投資に関する全ての決定はご自身の判断でなさるようお願い致します。