6日の日経平均株価は6連騰して、2万9659円(前週末比531円高)引けとなりました。
短期間で2000円超の大幅上昇となったことで、利益確定売りや戻り売りへの警戒感もありますが、下がれば乗り遅れた投資家の買いが入るといった状況となっているようです。
明日の東京株式市場は、下値限定の相場となりそうです。
前週末に菅首相が退陣を表明して、次期政権の経済政策への期待感が連日の相場上昇につながっていますが、この要因は引き続き支えとして意識されそうです。
需給面では、今週末の株価指数先物・オプション9月限のSQ(特別清算指数)算出に絡み、先物買いが強まったとの読みもあり、先物買いへの思惑が尾を引く可能性もあるようです。
新型コロナウイルス問題は依然として不透明となっていますが、東京では新規感染者数にピークアウト感がみられ、ワクチン接種率も着実に上昇していることで、先行きの経済活動の正常化をにらむ動きも見られそうです。
明日の注目銘柄は
住友電気工業(5802)
自動車のワイヤーハーネスで、22年にフィリピンで新工場を稼働すると報じられており、同社ではワイヤーハーネスの世界需要が増すなか、供給不足に対応するようです。
じわじわと株価も上昇しており、更なる上昇を見込めると考えています。
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