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【明日の超勘株ニュース】政局変化期待や米雇用統計通過により、株価の一段高を期待してしまう。

先週末3日の日経平均株価は、2万9128円11銭(584円60銭高)で引けとなりました。

予想外の菅首相自民党総裁選出馬見送り表明を受けて、日経平均株価が一気に6月以来の2万9000円台を回復しました。

TOPIX(東証株価指数)は2000ポイント台に乗せて、およそ30年ぶりの高値を更新しました。先物のショートカバーが膨らんだもようです。

 

米株の動きはまちまちとなりました。

弱い米8月雇用統計を受けてダウ平均が下落し、最高値更新が続くS&P500はわずかに下落して終了しました。

一方、ハイテク株主体のナスダックは3日連続で終値の最高値を更新となりました。

8月雇用統計では非農業部門雇用者数(NFP)が23.5万人増と市場予想の75.0万人増を大きく下回り、前月改定値の105.3万人増から大幅にスローダウンとなりました。

新型コロナ変異ウイルス「デルタ株」の感染拡大に伴い、飲食業中心に採用を手控える動きが広がった模様です。

 

来週の日経平均は上値を試す展開となりそうです。思い掛けない株高がもたらした指数の水準を、マーケットがキープできるかがポイントと見ています。
米雇用統計の結果は想定外でしたが、米株市場の反応は薄く、相場の基調に大きな変化はないようです。

日本では政局流動化に伴う政策期待が高まるなど、独自要因で株価急伸となっており、この流れに変化はないのではと思われます。

先週の1週間だけで日経平均は1500円近くも上昇しており短期的な過熱感は否めませんが、週末の先物オプション取引に係る特別清算指数算出(メジャーSQ)に向け売り方の買い戻しが進めば、一段高も可能性がありそうです。

 

今週の主要日程は、

海外では、8日に中国8月貿易収支、独9月ZEW景況感指数、米地区連銀経済報告(ベージュブック)9日に中国8月生産者物価指数、中国8月消費者物価指数、ECB定例理事会、10日米8月生産者物価指数(PPI)。

国内では、7日に7月家計調査、7月景気動向指数。8日に4-6月期GDP確報値、8月景気ウォッチャー調査。9日に8月工作機械受注。10日にメジャーSQ、などが予定されています。

 

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