3日の日経平均株価は反落して2万7641円(前日比139円安)引けとなりました。
米経済指標が市場予想を下回りNYダウが下落した流れを受けて売りが先行し、香港ハンセン指数が下げに転じるなどアジア株安も重しとなったようです。
売り一巡後は好業績株買いなどを支えに後場終盤に向けて下げ渋りましたが、戻りは限定されました。
チャート上では、5営業日連続で200日移動平均線を下回っており、回復がすぐに出来ないようだと下方の52週線が意識されそうです。
明日の東京株式市場は、上値の重い展開となりそうです。
主要企業の4-6月期決算の発表が続き、午後1時発表予定のトヨタの決算を受けて株価がどう反応するかが注目されます。
一方、米国では4日、5日、6日に重要経済指標の発表を控えていることで、結果を見極めるまでは積極買いは期待しにくいと思われます。
米景気の伸び率が鈍化し、日本企業も4−6月期業績をピークに伸び率鈍化に向かうのではないかとの予想もあります。
明日の注目銘柄は
住友電気工業(5802)
決算発表で、4-6月期(1Q)経常は黒字浮上で着地とのこと。
前回決算も好調であり株価が上昇した位置で揉みあっていましたので、もう一段階上昇が期待できます。
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