今日の日経平均株価は5営業日ぶりに大幅反発し、2万8884円(前日比873円高)引けとなりました。
昨日の米国株式の急反発や、日経平均が大幅に続落した反動もあり買い優勢で始まり、戻り売りに伸び悩む場面もありましたが、買い気は根強く上げ幅を拡大しました。
時間外取引の米ダウ先物高や円安・ドル高も支えとして意識され、後場中盤には上げ幅が一時880円を超え、その後も高値圏で推移しました。
明日の東京株式市場は、不安定な展開が予想されます。
米利上げ前倒し観測への警戒感はいったん後退しましたが、日本時間23日未明に予定されるパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言を受け、米国株式がどう反応するかが注目されます。
事前公開された草稿で、インフレ加速は一時的要因との従来通りの見方を示しているとの情報もあり、無難に通過する可能性があるとの予想が多いようです。
しかし米金融政策の先行きは不透明であり、何らかのきっかけで指数が再び揺れるケースも否定できない状況です。
まだ戻り売りへの警戒感もありますが、当面は2万8950円へ向かっての上昇を期待しています。
明日の注目銘柄は
ENEOSホールディングス(5020)
米原油先物相場は2年8カ月ぶりの水準に上昇しています。また、イラン大統領選で保守派のライシ師が当選したことで、イラン産原油の輸出早期再開の観測は後退し、供給増には至らないとの見方が強まったことが原油相場には上昇要因となっているようです。
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