21日の日経平均株価は大幅に4営業日続落し、2万8010円(前週末比953円安)引けました。
米利上げ前倒し観測が強まり、前週末の米国株式が下落したことが影響し売りが先行し、株価指数先物に断続的な売りも出て下げ幅は一時1100円を超えました。売り一巡後は下げ渋りましたが戻りは限定されました。時間外取引で米株価指数先物が安く、円高・ドル安も重しとなったようです。
チャート上では、高値もみ合いゾーンの下限2万7385円をにらむ位置取りとなっており、先行き調整一巡感を引き出せるかが注目されます。
明日の東京株式市場は、神経質な展開が続くと予想されます。
米セントルイス連銀のブラード総裁が前週末に利上げの開始時期について「2022年終盤と予想している」と発言し、早期の利上げ観測が警戒されて米国株式が下落し、日本株にも波及してしまいました。
投資家心理が不安定化するなか、22日にはパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言を控えており、見極めたいとの空気が広がりやすいのではないかと思います。
明日の注目銘柄は
本田技研工業(7267)
4日続落しており、主要証券会社のレーディング情報では格下げが目立ちますが、米中市場や二輪での需要はありEV開発も順調に進めば上昇の可能性が十分あると考えています。
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